私は、顎を抑えられて無理矢理お兄ちゃんのほうを向かされ、そしてお兄ちゃんは言った。

「お兄ちゃんじゃなくて、ご主人様、だろ?ペットなんだから」


えっと…これは、私が言う…んだよね?
ペットって、本気だったんだ。

私は何故か涙が出そうになった。

でもそのとき、お兄ちゃんが手を離した。