次の日 デカイ家に、いや、お屋敷についた。 さすが、藤城財閥…。 お庭が広くて、薔薇が綺麗に咲いていて、手入れがきちんと行き届いているようだ。 「よく来たな!待っていたよ!」 私からしたらおじさんなのに、かっこよく見えた。 藤城財閥の権力を持っている、竜さん。 私の、父になる人だ。