「ったく…可愛いこと言いやがって…」

頭を掻きながら赤い顔をしてぼそっと言う。

そんなお兄ちゃんを、可愛いと思った。

「ねぇお兄ちゃん。」

お兄ちゃんが私を見てから、私は抱きついて、言った。

「…もっと…!もっともっと、いっぱい、…ちゅー、して?」