試着室から出ると、もうすでに千尋は着替え終わっていた。 「柚希可愛いー!」 「や、そんなことないよ。千尋のほうがずっと可愛いよ」 きゃぁ、と言って喜んでいる千尋。 少し動くたびにフワフワと揺れるピンクのスカート。 可愛いなぁ… 私は、なぜかミニスカで… 「さっ!ゆっくりしていってくださいねー!」 やっと喫茶店へと招かれた。