神々の世界では、それぞれ
闇神、光神、水神、火神、雷神、風神、森神と呼ばれる神々がそれぞれの一族を束ねていた。

そして、それぞれの神の一族を束ねる神の名は、それぞれの神で違っている。
神例えば、闇神ならば必ず“霍”ーｶｸーという字を入れて名を名付ける

その名は、その一族の当主の名、そしてその子、そして次の当主になる存在と無言で他の神々に伝えているのだ。

そして、この物語は森守の次の当主
慄瞬ーﾘﾂｼｭﾝー様に、恋した
一人の娘のお話…