失って気付いた。


手の中に残ったのは、

何もと言えない切なさと、
君との思い出と、
君からもらった愛情と、
君への愛情と、

徐々に大きくなっていく後悔だった。


結局、ばかは俺の方で、

遊んで、泣かせて、捨てられたのは俺だったんだ。





end