「それがね、また問題起こしたらしいのよ...」


そう言って、優梨子は不気味に口元を歪ませた。


「っえ?!だ、だれが...??」


少しビビりながら尋ねると、


「葵町高校の不良くん♪」


そして、キャハハと声をたてて笑った。


な、なぜに笑う...?


「何かぁ、"死流我"がぁ、他の族とバトったみたい」


し、しるが??


しかも、バトったみたいって、ゲームじゃないんだから...っ!


「ん、あれ?」