でも、あの人はそうは見えなかったけど...。


もしかしたら不良な人なのかも知れないっ!!?


あんまり関わらない方がいいよね?



そんな事を考えていると、あっという間に降りる駅に着いた。


「あっ、やばっ!!」


慌てて下車するあたしを、その人が見ていたとも知らずに、あたしはホームに降り立った。