父と母の間には、確かに愛があったから…


父の弱さをみた時、母は何を感じたのだろう。

私は極力、話題にふれず明るく接した。


父は、弱った体ながら私のことを可愛がってくれた。
病院食でたまにでるバナナや果物…私が好きなのを知ってるから わざわざ残しててくれるんだ。


父の中では私は、まだまだ子供だったのかな…


そんな些細なことを今となって、大きな愛と気付くんだ。


あのころは、ただ人生に嫌気がさしていた…


自分のことで精一杯だった…


お父さんがこんな状態だから、お母さんもいっぱいいっぱいで…誰にも話せずにいたよ。



それがいけなかったのかな…


私の心は壊れたんだ…


「イジメ」という現代の言葉に…