「名前はなんて言うんですか?」

「…ルナ…です」

「ルナちゃんかぁ!同い年くらいだね?俺は、悠一。25歳」

「20歳です…」


そっか…5歳も上なんだ…

すごい落ち着いてて大人の男って感じがする。



「ルナちゃんの歌、気に入っちゃった」


「えっ…」


目を真っ直ぐ見て言われる。

その視線に捕まってしまった。


「…ルナ」