寂しいよ、怖いよ、そばにいて


私はそれしか望まなかった。


彼の夢を叶えたい気持ちがないわけじゃない、だけど、この幸せがなくなる方がワガママな私は耐えられなかった。


「ルナ、だからお願いがある」


私は泣くのをやめて、顔を上げた。






「海外についてきて欲しい」






…えっ…?

それは予想外の言葉


私も一緒に?