彼を想うと、時々泣きたくなる。

それでも、一緒に笑っていられる時間が何よりも好きで

彼の隣にいる自分が、どうしようもなく彼を好きなことくらい、自分でわかってるの。






_____わかってるから、私はリョウスケの言葉にうなずいたんだ。







忘れるために

隠すために

消すために


彼を、私から取り除くために




私はリョウスケを、〝利用〟してる。




最低で、残酷。



ソウちゃんを好きな私は、

最低で最悪で、泣き虫だ。



それでも、好きだから。


好きだから、私はきっと彼の為に最低で最悪で泣き虫になってるの