「あっりえない・・・なんのために私が夏祭りのチラシあげたと思ってんの?つか、この2日でそんな急展開?ビックリだよ、もう」



アヤははぁーっとため息をつきながら、いつものようにフォークで卵焼きを突き刺した。



「・・・・ごめん」


「いや、まぁシオが謝ることじゃないけど」


「だって・・・」


「とゆーか・・・まぁ、そうなるのかもねー・・。でも、アタシ的にはソウと飯島がくっついたことの方が不思議なんですけど」



ドクン・・・



〝ソウと飯島がくっついた〟か・・・。

いちいち、こんなことに反応してる自分が嫌になる。

ソウちゃんはもう、咲さんの彼氏なんだ――・・・