「ホラっ!急げ、日咲!!」



彼方は小走りでそう言う。



「あのっ!あのさ・・・。」アタシは後ろから声をかける。



「どうした?」



「明日・・・も迎えに来てくれる?」目をそらしながらそう呟くと、



「もちろん!!」という威勢の良い返事が返ってきた。