「え!?ちょ…まっ…」













――ドサッ





あたし、完全に逃げ場を失う。




あたしの指が理夜くんの指によって絡めとられ、


目の前には理夜くんの整った顔と天井が見える。



ソファに押し倒されたあたしは、さらにパニック状態に陥った。


色っぽい理夜くんの顔が徐々に近づいてくる。