「同棲始めたのっていつからだっけ」
「社会人になってちょっとしてから。
2年前だっけ、あれ3年?
分かんないけど、それぐらい」
「あの頃はまだ爽汰君は春菜にゾッコンだったわよね」
「あの頃はって……まるで今は違うみたいな……」
「だから今日あたしを誘ったんでしょ?」
うっ……そうです。
ユカに相談するために誘いました……。
「マンネリねぇ……。
やっぱりいつもとは違った刺激が必要だと思うのよ」
「例えば?」
「たまには春菜が爽汰君に好き好きアピールしてみるとか。
夜の方を春菜から積極的に誘ってみるとか」
「あたしから……ね」
「まぁ、それが難しいんだったら普段の生活から改めたら?
どうせいつも家ではすっぴんだろうから、たまにはちょっとオシャレしてみるとか」
……確かに。
最近家ではすっぴん、スウェット、ボサボサ髪だからな……。
色気の欠片もない。
よくよく考えてみれば、夜の方もご無沙汰だし……。
あんな格好じゃする気になれないのも当然。
……よし。
「あたし、頑張ってみる!」

