その言い方は何?


世の中全ての女を自分の所有物みたいに。


「あんた何様?」


「何様?俺は社長様…お前の親父は俺に融資と言う借金してんだ。だから、立場をわきまえろ」


「私は…唯の姉の身代りで…」


「身代わり?」



結生様は足を止めて、神妙な顔つきで私を見つめる。



「そう言えば…初めて見合いの席で会ったお前は…もう少し…胸があったような」


結生様はいきなり、私の右胸に手を当てた。


「この痴漢!!」


私は結生様の頬をまた平手打ち!!