結生はシチューを2杯おかわりして、食べ終えた。



「ご馳走様…おい?麻有…卵…まだあったか?」


「え、あ…うん」


「結生…ついでに結婚祝いのお礼もして来て」


「結婚祝い?」


「お隣さんに行くんでしょ?お隣さんからあんたと麻有ちゃんの結婚祝い…頂いてるの…だから、お礼も言っていて」



「めんどくせぇ~」


結生は嫌そうに顔を顰める。


「あんただって世帯をもったんだから…ご近所付き合いもちゃんとしないと」



「・・・麻有お前も行くぞ」


「へ、あ…はい」