だからそんな流矢に言う


『流矢は悪くないよ私何も知らなくて』



『流加に彼氏が出来たって知った日少し複雑だった…だって彼氏って紹介された相手が実月の元カレだったから、始めは実月の為にお前に近づいたのかと思ったんだ、でも逆だったんだな』



『流矢…私はどうしたらいいんだろ、もうわからない、もう疲れたよ』


私は流矢に言う



『流加は流加だよ…流加がしたいようにしたらいいんだよ』


『わからない』


もう何が正しいのかどうしたらみんなが幸せになるのかわからない



『流加…あいつはきっとお前をずっと守ってくれるよだってお前はあいつのあいつらの姫なんだろ?』



流矢は知ってたんだ全て知ってて何もかも隠して影から私を見守ってくれてたんだ


『流矢、私はもう姫じゃ居れないよ、あまりにも人を傷つけすぎてる…私と居たら皆まで苦しんじゃう』


『それは違うそれを決めるのはあいつらだろ』



流矢はそう言ってくれた



でもきっと答えはわかってる