流矢だった



『何してんだよ』



流矢は私の手を見て言う


『ごめんね』


流矢に向かって言う


『バカか何してんだよ』



『私が居なきゃいいの私が消えればいいの…流矢…私が…』


流矢は私を抱き締める



『昨日見実月から電話来たよ…全部聞いた、お前が謝ることないよ俺全部してたんだよ』


流矢の言葉を聞き思わず流矢を見る



そこには昔と変わらない流矢の笑顔が会った



『実月と出会った時にいろんな事がおかしいとおもって色々調べたんだ、実月がお前に復讐しようとしてることもなんとなく気づいただから、俺は実月に騙される事にしたんだ…俺は実月の側で実月を監視するつもりで付き合ってた』


始めて聞いた流矢の思い



『結局実月はある日を境に俺から離れた、そのあと現れたのが美和だった美和は実月の妹なんだよ、だから俺は美和の側で実月の動きを見てた、美和も多分お前を憎んでたから、だから側に居ることにしたんだ』


流矢はそう話してくれた


『でも結局最悪な形でお前を傷つけちゃったな守れなかったんだよな…結局…』



流矢は悔しそうに言う