みんなが優しく私を見て笑う


ああ、私は一人じゃないんだよね


『よし、じゃあ話しに行くか、どうせみんなあの家に居るだろうしね』


想羅が言う


『そうだね、話すなら早いうちがいいし、私らも付いてるから流加ちゃんと話しなよ』


歩が言ってくれた


それから家に向かおうと席を立った時私は目眩がして視界が歪む


危ないそう思い座り込む


『流加大丈夫?』


大丈夫と言いたくても立てない


すぐにタクシーを呼んでくれてタクシーで病院に向かう


歩と里奈が支えてくれてなんとか動ける状態


病院に着き妊娠してる可能性があることを伝えて処置をしてもらう



『岡崎さん、妊娠されてますね、今四ヶ月に入ったばかりです、無理していたでしょ、かなり体力が落ちてる上に貧血を起こしてますね、二三日安静にしといてくださいね』


先生にそう話された


『バカ、四ヶ月って、無理しちゃダメだよ、恋たちには連絡したからもうすぐ着くから話ししなきゃダメだよ』


真琴さんに言われてしまう


こうなってしまった以上話さなきゃいけないのはわかるんだけど不安になる


『流加ちゃん、今までさ恋が流加ちゃんの話しを聞いてダメって言ったことないよね?どんな話ししてもずっと流加ちゃんの隣に居たよね?恋なら大丈夫だよ、喜んでくれるよ、だって恋だもん』


真琴さんは不安な私にそう伝えた