沙菜は恋の話しを聞き不安そうに聞く



『蛍どうしたの?』



『別に昔の蛍に戻ってる感じかな、沙菜ちゃんにはその意味わかるよね、まあもう関係ないよな、行こう流加』



恋はそれだけ言いたち上がるから私は恋について行く


『恋、恋待ってよ』


『これで沙菜ちゃんが蛍に戻らないならもう二人は無理だよ』


恋はそう言う


恋の言葉の意味がわからない


『ちゃんと説明してよ』


恋に言うと説明してくれた



蛍は沙菜と出会ったばかりの頃色んな女と遊んでた


女に裏切られてそれを女に復讐するみたいに女を利用しては捨てて居た


その姿を沙菜や周りのみんなは見てた


その頃の蛍の目は今と同じだったと


優しい穏やかな蛍とはほど遠くて


怖い感じで壊れてたって恋は話した



それを見かねた那珂がバンドに蛍を入れた


ドラムを覚えて次第に蛍の消化出来ない気持ちはドラムを叩く事で解消されて行き女とも関係を持たなくなったと話してくれた


でも今の蛍はあの頃と同じだと恋は言う


多分それをさっき恋は沙菜に伝えたんだろう


『大丈夫かな?蛍』


恋に言うと


『大丈夫だろ、今カラオケだとよ、行く?』


『うん行く』


蛍に合流するともうさっきまでの蛍は居なくて那珂とめっちゃ歌ってた