沙菜は気まずそうにして居た



蛍から聞いて私たちが来てるのがわかったんだろう



『ねぇ?沙菜、どうして?』


私は沙菜にストレートに聞いた


『ごめんね、蛍を好きだったのは本当でも、彼に惹かれて行って、気づいたら蛍より彼の事考えるようになってた』



沙菜は辛そうに話す


『蛍は?蛍すごい荒れてたよ、悲しんでたよ、ねぇ離れたら気持ちまで離れたの?なんで?あんなに大好きだったのに』


沙菜に私の気持ちを伝える


『ごめん、流加にはわからないよ、恋さんとずっとずっと一緒で、私の気持ちなんて流加にはわからないよ』


ショックだった


確かに沙菜の言うように私には沙菜の気持ちなんてわからない


でも本当に好きなら離れてもずっと思い続けれるはずじゃん


そんなのわかりたくもない


『わかった、もういい沙菜は蛍はもういいんだね、好きにしなよ』


私はそう強く言ってしまった


『流加、沙菜ちゃんの気持ちも考えてやりな、別に沙菜ちゃんの味方する気は無いけど、ただね蛍はずっと沙菜ちゃんを気にしながら早く自由に行きき出来る様になる為に頑張ってたよ、ずっと沙菜ちゃんの事ばっか考えてたよ、蛍のその気持ちは知って居て、蛍には沙菜ちゃんが必要だったんだ、でも変わってしまった気持ちは誰にも何も言えないよね、ただ蛍がどうなろうと、沙菜ちゃんはもういいんだよね?』


恋がそう話す