そこには紛れもなく結城と婚約者の女が写って居た


『俺知らないよ、ちょっと待てよ、マジで知らないから』


なんて結城は言う


『あ、これさ、結城が俺と飲んだ日じゃないか?確かに一ヶ月くらい前』


写真を見るとあの日酔い潰れた時と同じ服がベッドに散らばって居てそれが写真に写り混んでいた


『てか、この写真おかしくないかな、普通このアングルなら誰かに撮ってもらわなきゃ撮れないよ』


蛍が言う


確かにそうだ彼女が撮るには無理がある



『じゃあ、結城は浮気してないの?』


『してないよ、するわけないだろ、里奈俺もお前に確かめたい事があるんだ』


結城が言う


『なに?』


『この前男に抱きしめられてたよな、あれは、、、なにかな?』


『え?多分それ、私がこけそうになって抱きしめてくれただけだよ、しかもその時流加も居たし』


里奈ちゃんが言う


『でも、俺も彼女から何枚かお前がその男と会ってる写真見せられたんだよ』


結城が言う


里奈ちゃんは考えてるみたいだ



『ねぇ、それもしかして専門の先輩じゃないの?ほらこの前私が話しに言って解決したじゃん』


流加が言うから俺は数ヶ月前に流加が話してた話しを思い出した



確かに里奈ちゃんが専門の先輩にしつこく言い寄られて居て困ってるから恋も一緒にガツンと言いに行くのついて来てって言われたんだ