今だに追いかけ回してる恋


逃げる那珂や蛍


全く気にせず見てる結城さん


想羅と話してる先生


沙菜と真琴さん、歩は三人を見て笑ってる


龍先輩と仲良く話してる花菜と里奈


うんこれだよね


『みんなー大好き』


そう叫ぶ


『流加、俺は愛してる』


『恋うるさい、流加は私たちのなの』


真琴さんが抱きしめてくれた


『ダメだ俺のー』


『恋、わがまま言わないの、ほら笑え』


なんて那珂に言われて可愛くもカッコ良くもないめっちゃ不機嫌な笑顔


『ほら恋もいじけずに楽しもう』


『おう、流加、おかえり』


耳元で囁く恋


私はにっこり笑う


それからはみんなで騒ぎまくりだった


『よーしじゃあ姫の帰国ってことで、歌うか姫』


那珂が言う


『じゃあ特別にね』


『なにがいい?』


『じゃあありがとうでいいんじゃない?』


『だな、ぴったりな曲だな』


那珂が言い弾き始めた


蛍はテーブルをドラムみたく叩きアレンジをしながら演奏をした


やっぱりここが一番好きかも


真ん中の真ん中、誰もが私を見つめてくれる場所


だから私はここで頑張るんだ


みんなと夢を叶える為にね