親父さんは頭をかきながら


『いや、2人なドレス選びに夢中ですっかり忘れてたよ』


どんだけ2人に夢中なんですかって心でツッコミを入れた


『じゃあそろそろ準備するか』


親父さんが言う


『あの、俺は何処で着替えればいいですか?荷物とかもどうしたら、、、』



そう聞くと



『流加ちゃんの部屋の隣が空いてるから流加ちゃん案内してあげて』


春香さんが言うと


『ダメだ、恋くんは俺の部屋に泊まりなさい、ほらこっちだ来なさい』


そう言うからついていく事にした


流加は俺に目の前で手を合わせてゴメンねと口を動かしたから俺はピースで返す


部屋に着きスーツを渡されて着替える


『恋くんは身長いくつだ?』


『175センチですよ』


『そうか、通りで俺より高いはずだな、まあ5センチしか変わらないけどな』


『あの、俺、本気で流加さんと付き合ってます、色々お父さんとも話しをしたいんです』


『ああ、わかってるよ、恋くんが流加を大切にしてくれてるのは、流加からも色々聞いてるからね、ありがとう、私も君とゆっくり話したいんだ、ゆっくり出来るんだろ?ゆっくりして行きなさい』


『ありがとうございます』


それから本格的にスーツに着替え


髪をセットした


てか親父さんスーツ着ると別人みたいにかっこいいてかめっちゃ社長の還暦が見えてきた