父さんの気持ちはすごい嬉しいよでも私には帰らなきゃ行けない場所があるんだ、大切な人が居るんだ



だから父さんにちゃんと話さなきゃね



『私ね今バンドのボーカルをしてるの、夢が出来たんだ、彼と仲間たちと世界に立つ夢、だからううん、私には彼が必要なの、彼にも私が必要なのだからやっぱり一緒には暮らせない、彼と居たいから、ごめんなさい、でも許して欲しいんだ、私ね今幸せだから、ダメかな?』



『そっか、本当幸せなんだな、久しぶりに見たよお前が流加がそんなにいい笑顔で笑ってるの、負けたね、はあーこんなに早く手放すならもっと流加と居ればよかったな、幸せになりなさい、ただ何かある時はいつでも頼って欲しい、流加のお父さんだから、だからこれからは連絡したり会いに来たり行ったりしたいんだ、ダメかな?』


お父さんは遠慮しながら言う



『ダメじゃないよ、私はお父さんの娘だから、お父さんも幸せになってね、春香さん、父を頼みます』



そう頭を下げた



『任せて、流加ちゃん、私にも甘えてね、娘だから』


春香さんは言う


私は2人に抱きつき泣いた


恋、ちゃんと話せたよ



ちゃんと話したよ、それで認めてくれたよ



これからはお父さんたちとも連絡したり会いに来たり出来るんだよ



来て良かったそう思えたんだ