それって多分スカウトみたいな感じだよね



女の子とかにも声かけるんだよね



『流加?どうした?』


急に黙り込んだ私に恋が聞く



『女の子にも声かけるの?』



『いや、かけないよ』



『ウソだ、、、』


『マジだから結城社長は男にしか興味ないってよ』


『え?結城さんってそっち系?』


『違うからほら結城も彼女居るだろ、俺らも彼女居るし女関係めんどくさいからって、それに姫は一人でいいそうです』


なんて言われた


まあそうだよね、里奈が居るし、蛍とか女関係激しかったし、面倒くさいことは避けたいんだよね



なんとなく結城さんの考えわかるかも



『てか、姫は一人でいいって、流加は俺のなのにね』



『うん、それ言うと多分那珂と蛍にめっちゃ反論されちゃうよ』



『そうなんだよね、まあ頑張って事務所の人数ふやしますよ、てか男ばっかで俺のが心配』



なんて恋は言う


『そこはほら、恋がしっかり捕まえといてください』



『任せとけ、絶対離さないから』



『恋、好きだよ』


『どうした?』


『言いたくなったの』


『俺も流加が好きだよ、だからちゃんと話し合いしてしっかり親父さんに甘えて帰ってこいよ』



『うん、わかった、じゃあ寝るね、恋は今からまた人探しでしょ?頑張ってね』



『ああ、おやすみ』


恋の電話を切りベッドに入り恋から借りた服を抱きしめて眠る



うん、恋の匂いがするやっぱり落ち着くね