お父さんの顔も凄く優しいし



『あの、別に私は父が再婚するのに反対とかないんで、好きにしてください、私が来たのは父と話したかったからです』



そう伝えた



『悪いな流加、せっかく来てくれたのに今日は今からどおしても出なきゃ行けない会議があるんだ、話しは明日でもいいかな?』


そう申し訳なさそうに言う



『わかりました、大丈夫ですよ』



そう返事を返した



『じゃあ今日はこれから私とショッピング行きましよ、流加ちゃんと色々お話もしたいしね』


なんて言われたら断るわけにもいかないよね



こうして私は春香さんとショッピングに出かけた




春香さんが運転する車の助手席に私は居る



静かな沈黙の中で私の携帯がなる



開くと恋からのメールが来て居た



『只今街で原石探し中』


意味がわからず送られてきた写メを見る



私が歌ってた駅前の写真だった



『なにしてるの?』


そう返した



『なになに?彼氏でしょ?』


春香さんが言う



『はい、なんでわかったんですか?』


そう春香さんに聞いた


『わかるわよ、すごい優しい顔で携帯みてるんだもん、そっか彼氏が居るんだね、悠司さんが聞いたら落ち込みそうね」


なんて言う