明がカメラの勉強の為に旅立った日流加は親父さんに会いに行く為に行く決意を決めた


流加が幼馴染みの流矢から連絡が来た日会いに行って帰って来た流加は俺に手紙を渡して両親からだと言った



二人で手紙を読んだ



内容を見て流加はきっと親父さんに会いに行く気がして流加を抱きしめて流加の居場所はここだと伝えた


流加は笑いながら頷いてくれた


でもそれからも流加は一緒に居ても何かを考えて居て不安で仕方なかった



そして俺の不安は現実になった


流加が親父さんに会いに行きたいと言う


那珂や蛍は賛成してたけど俺は流加を行かせたくなかっただから反対したんだ



何処かで流加が行ったら帰ってこないような気がして怖かったんだ



春休みの間だけと言う流加に行けよとは言えなかった



反対した俺に流加は行かないと言う


多分行きたいけど我慢してる



そんなのわかってる、でも不安で行けばいいなんて言えなかった



でもずっと流加の為には行くべきだと思う気持ちが消えなくて考え込んでしまう



そんな俺に流加は怒ってるか聞いてきた


怒ってるわけがない


ただ不安なんだ、ここで流加を引きて止めてもいつか流加は俺から離れて行く気がしたんだ