だって私には恋や皆が居るからもう一人じゃないってわかってるから



だから


『私は、ちゃんとお父さんと向き合いたい、だから、、、私ね』



そう言ったら恋が立ち上がる


『俺は嫌だよ、流加居なくなったらどうすんだよ、しかも流加の親父さん海外だろ?流加は行くの?向こうに?』



悲しそうにそう私を見る恋



『恋、流加の話しちゃんと聞いてやれよ』


那珂が言う



『恋、聞いて、私はお父さんと向き合いたいとは思ってるよ、でも向こうに行こうとか考えてないし、私の家はここでしょ?それにデビューだってするんだよ、行くわけ無いじゃん、ただ』


そう恋に言う


『ただなんだよ?』



『春休みの間だけ、私お父さんのとこに行こうかなって、デビュー曲は決まってるし、あとはCD制作だけでしょ?私の仕事はないし、だから春休みの間だけ、ダメかな?』



そう私が出した答えは春休みの間にお父さんの居る海外に行ってちゃんとお父さんと向き合いたいんだ



春休みは明後日から始まる、たた二週間


その間にちゃんとお父さんと話したいと思ったんだ



『いいんじゃない、流加の歌録りは終わってるし、あとは俺らの仕事だし、多分バタバタになるから流加春休み暇になるだろうしね』


那珂は賛成してくれた



『だね、ちゃんと姫はお父さんと話し合うべきだしね、春休み終わったら帰ってくるんだし、デビュー日には居るからいいじゃん』


なんて蛍も賛成してくれた