まあ親から解放されて楽しいし楽だからいいんだ



『それからはまあ蛍が拾われるまでずっと那珂と二人で居たよ、だから那珂が蛍拾ってきた時は那珂らしいなって思った…それから高校一年の冬に俺が二人のバンドに加入したんだよな』



『そうそうボーカルとギターが辞めてね、てか俺が気にくわなくてキレたんだけどな』


なんて那珂は笑いながら言う


『そうだよ俺がちょっと文句言われてそれを那珂がかばってくれたんだよ』



蛍も懐かしそうに思い出し笑いながら言う



『まあ俺は一度大切にしたらずっと離さないからね…だから流加お前も絶対離さないよ覚悟してな』


なんて那珂は笑いながら言う


『ありがとう皆…これからもよろしくね』


流加は泣きながらそう言った



『流加皆それぞれ過去はあるんだよでも今をこれから先どう変わっていくかなんだよ…だから一緒にこれから先を見て行こう』


俺は泣く流加を抱き締めて言う


多分二人にはまた色々後で言われるけど抱き締めずには居れなかった


そのあとやっぱり二人には色々突っ込まれながら皆で笑った



もちろん流加も笑ってた