恋は笑う


『確かにそうかもな、出会うべきして出会うからこそ、大切にしたくなるんだよな、なんかわかるわそれ、じゃあ俺らはまずは沢山の人達に出会うチャンスを作らなきゃ行けないってことだな』



『そう、だからCDバンバンだして、ライブして、流加が卒業するころには皆が出会いやすい環境を整える、これが俺の計画、だから流加は高校生活好きなだけ楽しみな、でも高校卒業したら流加の時間は俺らに預けてもらうからね』


なんて言われたから私は頷く


うん、今のうちに一杯楽しまなきゃね



『で、曲は決まった?』


那珂が聞く


『ああ、決まったよ、イメージは春、別れと出会いがテーマ』


恋が答える



確かに春がテーマなんだけど、、、



別れと出会いなんて私は一言も言ってないのに



『おう、いいねぇー歌詞は書けそう?』


那珂はめちゃ嬉しそうに言うし


『歌詞は流加がさっきとっさに歌ったの撮ってるからそれ聞きながら手直しすれば直ぐにでもできるだろ』



『じゃあよろしくな、卒業式までには完成さそて、明に聞かせて旅立つ前にジャケット頼まなきゃダメだから』



なんて那珂は言うと機嫌良く部屋から出て行く