恋は笑顔で答えた


『それね、那珂曰くデビュー曲は流加のイメージで作りたいんだって、流加はどんな曲がいい?』


恋に聞かれた


『どんな、、、春らしい曲がいいな』


そう言うと


『わかった、じゃあこの曲でこんな感じのアレンジどう?』


恋はギターを取り出し弾き始めた


ヤバイ詩が出来そう


思わず携帯の録音を押して私は恋の弾くギターに合わせて歌う



デタラメだけどちゃんと出来た歌詞


『あー気持ちいい』


『本当、急に流加歌い出すからびっくりしたわ』


恋は笑いながら言う



『恋、あのさ恋は卒業したらどうするの?』


『前居たバイト先に行こうかなって思ってたんだけど結城にバイトするくらいなら事務所で雑用しろって言われたから雑用することに決めました』


なんて恋は言う



『聞いてない』


『ごめん、昨日決まったから』


なんて恋は言う


『うーなら許す』


『よかった、流加こっち来いよ』


恋に後ろから抱きしめられる


『なんかバタバタで最近ゆっくり出来てなかったな』


『そうだね、ねぇ恋、恋たちはさ本当にいいの?私が卒業するまで音楽だけで?』


恋に聞く