久しぶりにみんなと学校帰りに寄り道をした


『そう言えばさ那珂さんもうすぐ受験だよね?』


想羅が言う


『みたいだね、珍しくパソコン触らず勉強してるみたいだよ』


『そっか、恋さんや、蛍さんは?』


『さあ?バイトの面接は受けてるみたいだけど、相変わらずだよ』


そう想羅に答えたら横で聞いてた沙菜が話し出した


『ちょっと聞いてよあり得ないんだけど、蛍どんだけ遊んでたわけ?』



『さあ?沙菜が知らないのに私が知るわけないじゃん』


沙菜に答える


だって昔は遊び人だったみたいに恋は話してたけど、出会った頃の蛍は本当に真面目で全く想像出来ないから私はてっきり恋が私が蛍に惚れないように付いた嘘かと思ってた



『あのね、ちょっと前にね会った時に言われたの』



『なにを?』


『バイト先に元カノってか関係持ったことある人いたら嫌だよねって、だから嫌だよったらじゃあ他探さなきゃとか言うからよくよく聞いたら10件位面接受けて10件とも受かったけど、全てに元カノか関係持ったことある人が居たからとか言い出してさ』



蛍さん、それダメじゃん


てかマジですごい遊んでたんだね


『もうさ、別に気にしなくていいんじゃない?だって今は沙菜だけじゃん蛍さん見てたらわかるじゃんめっちゃ惚れてるじゃん』


なんて想羅が言う