退屈な授業を受けてから放課後結城と一緒に二人で東高に向かった



東高の前で彼が現れるのを待つ



『来ないな』


『だな、誰かに聞いてみるか』


『そうだな』


そう言い結城は東高の生徒に声をかけてる



『佐野?多分まだ教室だと思うけど、なんなら呼んで来ようか?』


話しかけた生徒に言われて頼むことにした


しばらくして佐野明が現れた



『え〜と君は確か流加ちゃんの彼氏くんだよね?何か用かな?』


俺を見て気づいたのか彼は言う



『ちょっと話したいことがありまして、あ、こいつは俺の友達の結城です』


『初めまして結城です』


『どうも、佐野です』


二人は挨拶を交わしてた



『今から時間大丈夫ですか?』


俺は佐野さんに聞く


『大丈夫だよ、ここじゃなんだから場所変えようか』



佐野さんが言い場所を変えカフェに入る



カフェでコーヒーを注文して向かい合わせに座る



そして結城が話しだした


『急にすいません、俺がどうしてもあなたに会いたくて、単刀直入に言います、今日はビジネスの話しをしたくて来ました、あなたのカメラマンとのしての才能を私の会社で使わせてもらえませんか?』


結城の顔つきはもう既にビジネスの顔になっていて、いつもより凛々しい