なんかめっちゃマジぽいよな


『マジかよ?最悪、してないよな?』



『してねぇよ、する前に毎日ちゃんと起きるんだからさ』


『マジでキスしようとしてたのかよ?俺はてっきり兄貴が殺気で起こしてるもんだとばかり思ってたよ』


『殺気でお前が起きるなら苦労しないだろ』


なんて兄貴が言う



『てか、恋マジで寝起き悪いんだな、殺気でも起きないとか』


結城が笑いながら言う



『うるせぇーしらねぇーよ、はぁ〜マジで朝からヤル気失せた』


みんなはまだ笑ってるし、流加たちが居ないだけまだましだな



それからなんだかんだ話していたら眠そうに目をこすりながら流加たちが起きて来た



その後に真琴たちもきて兄貴の車と真琴の車で学校へ行った



残されたのは俺らだけ


『てか、俺が流加送りたかったのに』


そう残念がって居たら那珂に言われた



『お前は今日一日社長の足だよ』



『そうそう、俺に歩けってか?』


結城も那珂の言葉に乗る



『はいはい、ちゃんと送りますよ』


『よし、じゃあ行くか』


『はいよ』


俺は結城を後ろに乗せて学校へ行く