seid恋



次の日の朝



俺は居てもの様に起きず結城の努力も虚しく一言『うるさい』って言って寝たらしくみかねた結城が那珂を呼びにいきいつもの那珂の一発だ目を覚ました



『普通におこせよな』


那珂に言う


『はあ?普通に起こしても起きないくせによく言うな』


那珂が反抗して言う


『だからって殴るなよな』


『起きない恋が悪い』


言い合いをしながらリビングに下りる


この光景も久しぶりで怒ってるつもりでも嬉しくて顔が緩む



『恋、おはよう』


『悪かったな、結城』


『本当別人、うるさいとか睨み聞かせて言われたら怖いっての』



結城が言うからもう一度頭を下げた



『なあ、こいつの起こすいい方法教えてやろうか?』



話しを聞いていた兄貴がそんなこと言うから嫌な予感がした


『兄貴、、、』


『寝てるこいつにキスしようとしてみ、一発で起きるから、まあ今度騙されたと思って試してみなよ、めっちゃおもろいから』



ほらな、マジで変なこと言いやがった


『キスですかぁー考えもしなかったですよ、今度為してみますね』


『那珂、本気にするなよ』


『いやマジで起きるから、昨日までそうやって起こしてたんだよ、知らなかったのか?』


なんて兄貴は笑いながら言う