リビングに通されて私は昨日恋に話した話しを二人にした



二人ともゆっくり泣きながら話す私の話しをずっと聞いてくれた



『姫のバカバカ…何で変わるとか言うの姫は姫だから彼女とか出来たからって今の関係変わるわけないじゃん…姫のことわかってくれない彼女なんて俺はいらない…』



話しを聞き終えて蛍はそう泣きながら言ってくれた



『流加は恋並みにバカだったんだな…流加が歌えなくなったらうちのバンドは終わり…お前以外にボーカルなんて居ないから…彼女のことだって俺言ってなかったけど彼女居るよ今まさにでも彼女は流加のこと認めてるしバンドの事も理解してる、だから今までと何も変わらない本当バカだよな』


那珂もそう真っ直ぐ私を見て言ってくれた


今までとは違い同情なんてされなかったし可哀想なんて言わなかった



ただバカだよなって何度も何度も言われました



本当話してよかった


怖かったけど蛍も那珂も優しくて


いつもと変わらず私に笑顔をくれた


それに凄く安心した