里菜はもう見るからに結城さんに興味があるのがわかる



『そっか、二人以外は彼氏いないんだ、可愛いのにね、まあ俺も彼女居ないけどね』


なんて結城さんが言うから里菜が笑顔になってるし


『ちょっと待った俺も彼女居ないからね』


なんて対抗する龍先輩


それをみんなは笑顔で見てる


『なあ、流加ちょっといい?』


恋がこっそり私を呼ぶ


『ん?何』


私はみんなから少し離れて恋の元に行く


『あの子なんて名前だっけ?』


『なに?恋里菜に興味あるの?』


私は恋が指差す先の里菜を見て答えた


『違う俺じゃなくて、、、結城がだよ』


『結城さんが?』


『ああ、結城があの子タイプみたいなんだよね』



『そうなんだ、里菜も結城さんタイプなんだって』


『マジで?じゃあほっといても上手く行きそうだな』



恋も結城さんの方を見る


楽しそうに話してる里菜と結城さんが居たから安心した



その横には龍先輩と花菜が楽しそうに話してる


『ねぇ、龍先輩って花菜の事何か言ってなかった?』



花菜は最近龍先輩を見つけては積極的に話しかけてる