理由はわからないけど何故か顔を出してはくれないんだ


『そっか、来ないんだ』


少し残念そうな想羅


『ねぇ、もしかして想羅って先生がタイプだったりする?』


なんとなくそんな気がして聞いてみた


『それは、、、』


想羅は急に聞かれたからか焦ってる



しかも顔が真っ赤ですけど



『ねぇ、流加あの人紹介してよ』


想羅と話して居ると里菜が割り込んで来た


里菜が言うあの人とは、、、


里菜の指差す先には結城さんが居た


まさか里菜のタイプだとは



でも彼女とか居ないかな、、、どうしよう


そう悩んで居たら恋たちがこっちに向かって来た



もちろん結城さんや龍先輩も蛍はすぐさま沙菜を見つけて抱きついている


『初めまして流加ちゃんの彼氏の友達の結城です』


結城さんはめちゃくちゃ笑顔で言う


そんな顔を見たら誰でも惚れちゃいますよ


『初めまして流加の友達の想羅です』


『歩です』


『花菜です』


『里菜です』

『蛍の彼女の沙菜です』


こんな感じでみんなが挨拶した


『みんな、可愛いね、彼氏とか居ないのかな?』


結城さんがそう聞いて来た


『流加と沙菜以外は居ないですよ彼氏』


想羅が答える横で里菜は真っ赤になって居た