それから毎日俺は流加の部屋で寝るのが日課になってしまった


那珂には毎日怒られてるけどまあ無視しときましよう


学校、練習、家という毎日の繰り返し


でも夏のライブに向けて話しはだいぶまとまってきていて、練習も本格的になってきている


『恋、この曲なんだけどちょっとアレンジしてくんない?』


『ああ、わかった』


まあ、こんな感じで慌ただしい毎日


『那珂、ここわからない』


蛍は必死に勉強してるし


俺は、、、勉強する時間があまりありません、まあ、夜は流加と居たいから勉強したくないだけなんだけど、それを知ってるからか那珂は俺にアレンジばかりさせたがるし


『なあ、那珂俺のがやばいかも』


気づき言ってみた


『お前は知らん、どうにかしろ、てか赤点取ったら流加と別れる事になるだけだ』


なんて冷たく言われた

『ひどくないそれ』


『はあ?蛍見るだけで手一杯なの、、、お前は結城にでもノート借りて勉強しろ、やれば出来るだろ、お前はしないだけだ』


そうはっきりと言われてしまった



『それいいな、結城に借りれるか明日聞いてみよう』


那珂の思いつきで俺は結城にノートを借りる事にした