学校に着いたらやっぱり遅刻みたいで俺は誰もいない廊下を歩き教室に入った



『神谷遅いぞ』

担任に怒られた

『すいません』

適当に謝る


『まあ、来ただけいいか』

なんて呆れて言う担任


担任は兄貴の知り合い


まあ、だから多分全て筒抜けなんだろうけど


そんなことを思いながら席に着いた


ホームルームを終えて俺は結城の元へいく


『よお、恋昨日はどうしたんだよ』


昨日休んだことを結城に聞かれてしまった


『ちょっと色々あってな』


『どうせ、流加ちゃんの事だろ?』


『聞いたのかよ』


知ってる感じ結城に聞いた


『いや、ちょっとだけしか聞いてない、まあ今日来たって事は大丈夫なんだろ?』


結城もどうやら心配していたみたいだ


『ああ、大丈夫だよ』


そのあとはダラダラ結城と話してたら休み時間が終わった


昼休み結城と一緒に中庭に向かおうと歩いていたら呼び止められた



『待って恋』


俺はその声を無視した


『恋、いいのかよ?』


結城に言われた


結城は多分ほっといて大丈夫かと言いたいのだろう