まさか流加を襲った奴の中に龍の弟が居たなんてビックリした



『マジかよ、じゃあお前の弟も西高なのかよ』


『ああ、二度としないようにちゃんと見張っときます、他の奴等も絞めときましたんで』


なんて言うから笑ってしまった

『龍らしいな、てかもしかして、龍って西高?』


そう聞いたら


『恋さん、もしかしなくても今まで知らなかったんですか?ひどくないですかそれ?』


『いや、知らねぇよお前の高校なんて』


そう答えといた


『マジでひどいですね、まあ、本当すいませんでした、これからは悪さしないように見張っときますから、あの彼女さんは今日学校きてるんですか?』


『ああ、今送ってきたよ』


『じゃあ昼休みにでも謝りに行きますね』


『おう、そうしてやって、あと彼女の友達のこともよろしくな』


そう龍に言う


『はい、恋さんの頼みだからしっかり守りますよ、でも恋さんは姫が好きだと思ってたのに、いいんですか?姫は?』


なんて龍が聞く


龍にはまだ姫の正体はバラしてない