sied流加


朝、目を覚ますと少しの体の痛みと大好きな恋の体温の暖かさに包まれていた


昨日私は恋と一つになったんだ

大好きな彼と、、、こんなにも幸せな事がある事を始めて知った


恋は終わってからも優しくて


『体キツくない?大丈夫?ごめんな、無理させて、でもめちゃくちゃ嬉しかったよ』


なんて言うからもうめちゃくちゃ幸せで



『大丈夫、恋大好き』


なんて素直に言っちゃった


そのまま私は恋の暖かさに包まれて気づいたら眠ってしまったみたいだ


『流加、、、起きてるか?恋が居ないんだけど』


急にドアの外から那珂の声がして現実に戻る


『起きてる、恋も居るから開けないで』


あまりにテンパりすぎでそんな事を言ってしまった


『流加さん、恋さんなにしてるのかな?』


めちゃくちゃ那珂が怪しんでますけど


てか、中に入られたらアウトですよね


『那珂、俺も起きたから大丈夫だよ』


慌ててた私を恋は抱きしめて言う


『そう、恋、今日はちゃんと学校来いよな』


那珂はそう恋に言う


『はいはい、流加送ったらちゃんと行きますよ』


なんて恋は答えてるし


ドア越しに意外にも冷静に話してる二人に私はビックリしていた