結局那珂に起こされたけど睡魔が勝って学校に行かずに眠った


それに学校に行けば嫌でもあいつに会う


今、会えば多分俺は冷静で居れない気がした


だから流加に会うまでは学校に行こうと言う気分には慣れなかった






結局昼過ぎに帰って来た那珂にもう一度起こされて目を覚ました


『ほら寝坊助、姫迎えに行くぞ』


珍しく那珂が流加を姫と呼んでる


『おう…行く』


眠い目を擦りながら起きた


俺は急いで準備して原付の鍵を持ってリビングへ


『よし行くか』


那珂は俺を見て言う


『あれ?那珂も行くの?』


蛍が行くのはわかるけど那珂まで行こうとしてるから聞く


『行くよ、俺も流加の顔見なきゃ落ち着かない』



ああ那珂も那珂なりに色々心配してんだなと思った


それから那珂と蛍は真琴は車で


俺は原付で流加の学校へ向かう


学校付近は多分迎えの人や生徒で一杯だろうから俺たちは近くのコンビニに車と原付を置かしてもらうことにして


そこから歩きで流加の学校を目指した


まだバスが着いてないのか迎えに来てる人だかりがちらほら居た


俺たちはいつも俺が流加を待っている所で流加を待つ