那珂は真琴に向き言う


『あれ恋のストーカーまあ気にすんな、何か変な動きあったらすぐに連絡して』


那珂はそれだけ言ってスタジオの中に行くから俺も一緒にスタジオに入る



『てかどうしたらいいんだよあれ』


スタジオの中で俺はため息をついた


『あまり気にするな、てか相手したら多分調子に乗るから絶対相手するなよ』


那珂にくぎをさされる


『じゃあ練習するか』

『ああ…』


それからは何も考えずに練習をした


2時間後


『よし今日はここまでだな、あとは流加の声に合わせるだけだな』


那珂が言う


それと同時にスタジオのドアが開く


『那珂…あの彼女まだ居るよ、何か姫は今日来ないんですかとか聞いてたよ』


『まじ、てか流加と姫が同じって感ずいたのかな』


俺が不安そうに言うと


『それはないでしょ?だってどう見ても別人にしかみえないしな』


そう流加は徹底して姫であることを隠してる



だからライブの時は全く別人な感じで絶対バレないだろう