でも私は彼女に言わなきゃいけないんだ


『でもきっと私と居たら羽鳥さんまで傷つけてしまうかもしれないよ』


『バカ友達と居て友達が傷つくなら一緒に傷つく方がいい失うよりずっといいよ』


そう私を見て言ってくれた



その言葉を聞いて私は嬉しかった


『ありがとう』


『もう私たち友達だからね』


羽鳥さんは言ってくれた


『ねぇ流加って呼んでくれないかな?』


そう勇気をだして言う


『わかったじゃあ私は想羅(そら)って呼んでよ流加』


彼女は笑顔で言ってくれた



こうしてまた新しい友情が生まれた


それから私たちは色々話した



想羅は本当に真っ直ぐでしっかりしていた


なにより自分の意志が強くて周りをちゃんと見てる事がわかった


『私ずっと流加の事気になってたの、でもいつも人を寄せ着けない雰囲気でなかなか話せなかったんだ』


『ごめんね…さっきも話したけど怖くてさ人と関わるの』


そう素直に話す


『そっか…でも私とはもうしっかり関わったんだから離さないよ』


そう笑ってくれた


それから話しながら気づけば寝てしまっていた