……ゴキブリホイホイ?


男の子なら潰すと思ったのに。


すると瑠依はそのゴキブリホイホイを、ゴキブリが走り回る床に置いた。


「……え?」


しばらくすると、ゴキブリは何を思ったのか大人しくそのゴキブリホイホイに入っていった。


「潰すよりいいだろ?」


すると瑠依はあたしに近づいてきた。