「さぁ、当てるのだ!!!!!
 ふははははははははは」


『・・・・・・・・・・・』


まぁ、考えてみる。
ありきたりな名前だからか??
だから自信満々にこんなこと・・・
じゃぁ、無難に・・・


『山田 太郎』


「ぶっぶぅー」


殴っていいだろうか。
いや、めんどくさい。
普通の高校生の生活がしたい。
もぅいいや。


『・・・名前、いいです。
 早く教室に行きましょう。
 “先生”』


「え・・・」


よく考えれば名前なんか知らなくても
生きていける。
何の支障もない。
だってこの人達は“先生”だから。


『すべてがメンドクサイ。』